タンク

貯蔵・プロセスタンクの利用可能性と寿命を延長

全ての施設や船舶において、タンクは操作構造の基礎構成部品です。こうしたタンクのメンテナンスは、公安、環境、施設稼働、及びコスト管理にとって大切です。タンクが徐々に腐食すると、最終的に稼働中断や、高額なメンテナンス及び又は交換を引き起こします。

Sponge Media™研掃材は以下において使用可能です。

  • 飲料水タンク
  • 油貯蔵タンク
  • 保水池
  • 積荷タンク
  • 廃水タンク
  • ビルジ及びバラストタンク
  • 薬品タンク、等

Sponge-Jet技術は、コーティングの寿命を延長し、将来の維持費を削減すると同時に、こうしたタンクの研掃ブラスト作業をより迅速に、安く、そして仕事の中断を減らし問題を少なくします。Sponge-Jet技術を使用することで、複数のスポンジブラスト作業者がほぼ完璧な視認性で、お互いに近い距離で作業することができます。また、スポンジブラストの場合は集塵や除湿の必要性が低めであることに加え、廃棄物及び材料の取り扱いも減らすことができます。最終結果として、初回合格の高品質、再加工削減、スポンジブラスト作業中に近傍で他の仕事を継続可能、またタンクの検査を継続に実施可能、という理由からプロジェクト総費用を低減することができます。

特徴と利点

  • 養生の簡素化
  • スケジュール及び予算の信頼性
  • タンク及び貯蔵の利用可能性を向上
  • 法的責任・規制問題を最小限に抑制
  • 公的環境活動を支援
  • 資産の耐用年数及びコーティング性能の向上

  • ガラス繊維、鋼材、アルミニウム、ステンレス、超二相ステンレス鋼

    Sponge-Jet技術は、あらゆるサイズ、形状、建築資材のタンクにおいて、内外装問わず処理の実績があります。ガラス繊維製タンクにおいては、優れた視認性、精密な制御、及び特有な衝撃力学により、構造繊維が損傷しない処理が可能です。塗装タンクにおいては、プライマーをそのままにし、一層のみ除去することが可能です。

  • 硫酸薬品タンク

    内装、外装、二次格納施設の内部、及び絶縁体下の腐食部位を、全てこの独自のコンポジットブラスト技術で処理しました。重要なタンク処理において、安全性と優れた表面処理の実現が大きな利点でした。

  • 油貯蔵タンクの床

    この米国主要発電所では、この油貯蔵タンクの床を処理する際にSponge-Jetを採用しました。従来のブラストに対するコンポジット媒体使用によるメリットは、オイル残留物除去をブラスト作業の一貫として実施可能であり、リスクが比較的低く、またプロジェクト養生の簡素化ができるという点です。

  • 屋上給水塔において、所有者交代に伴う変更

    ボストンに本拠を置くニュー・イングランド・コンフェクショナリー・カンパニー (NECCOウエハースの製造元)製造施設では、ノバルティス医薬会社による買収を機に、このアイコン的な給水塔を再塗装し、新しい所有者の商標を反映できるようにしました。必要最低限の周辺管理と、ボストン中から可能な視認性で、当給水塔は仕上げ塗りの前にSilver 80 Media™研掃材で処理を施しました。

  • 米国主要精製所における浮屋根式タンク

    上記の屋根をSponge-Jetで処理した結果、精製所にとっていくつもの利点をお届けしています。視認性があり、有害な跳ね返りが発生しないため、屋根ガスケットに沿ってブラストをする際も問題なく簡単に作業をすることができました。また、複数のブラスト作業者がいたにも関わらず換気及び照明の必要性が比較的少ない点にも気付きました。結果、ブラスト作業者は全員完璧な視認性を体験しています。

  • 水素タンクの内装を処理

    大手精製所のこの水素タンクの処理に際し、最適な選択肢としてSponge-Jet技術が選ばれました。安全性への配慮と完成までのスピードが大きな要因でしたが、Sponge Media™研掃材を使用することでブラスト中に高視認性を確保し、換気ダクトの小型化により（タンク）退出も簡素化することができました。

  • 稼働中の油貯蔵タンクを処理・塗装実施

    ここにある小型油貯蔵タンクでは、Silver 30 Media™研掃材で古いコーティングと腐食をスポンジブラストで除去し、ニア・ホワイト・メタル、Sa2.5 (SSPC SP-10/NACE 2)清浄度及び100ミクロン(4ミル)プロファイルに仕上げました。

  • 炭鉱にてブラスト作業中にSponge-Jetがタンクと従業員を守る

    世界最大の露天掘り炭鉱であるCerrejón炭鉱(コロンビア)にてタンクコーティングの除去を実施しました。このタンク上部の損傷したコーティングを除去するにあたり、粉塵が周辺の作業員やタンクに回り込むことは許されなかったため、従来の研掃材及びスラリーブラスト手法ではなくSponge-Jetが選ばれました。

  • フランスの海辺におけるプロパンタンク

    この海辺のプロパン貯蔵タンクは、表面腐食により外装コーティングが損傷していました。Sponge-Jetで処理を行った結果、同時に塩化物をコーティング閾値未満まで除去しました。既存のコーティング及び腐食を除去し、75ミクロン(3ミル)プロファイルを施しています。

  • 列車・トラック輸送薬品タンカー

    タンカーを処理する場合、一発で完璧に表面処理を仕上げることが重要です。修正のために戻すとなると、どんな生産ラインプロセスでも中断のリスクが発生し、各ユニットを移動させる場合は、時間がかかる可能性があります。Sponge-Jetは、修理対象ユニットをブラスト作業場に戻さずに修正が可能な技術として、及び初回合格の品質保証が可能な一次表面処理手法の両方として使用されています。

  • ディーゼル貯蔵タンクの外装

    このディーゼル貯蔵タンクの屋根及び外壁をSponge Media™研掃材で処理しました。簡単な破片ネットから成る周辺管理により、媒体の回収と、作業者にとって快適で安全な環境を実現しました。従来の研掃ブラストとは違い、近傍の施設及び機器は有害な研掃粉塵に一切晒されませんでした。

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